コンテンツにスキップ

贈り物管理(中元歳暮)

取引先への贈り物(年賀状、暑中見舞い、中元、歳暮)の履歴を年度別に管理する手順を説明します。

こんな時に使います

  • 中元や歳暮を送った履歴を記録したい
  • 取引先から年賀状や中元を受け取った履歴を記録したい
  • 過去の贈り物履歴を確認したい
  • 次回の贈り物送付先を確認したい

必要な情報/事前準備

贈り物管理には以下の情報を準備してください。

基本情報

  • 対象年度(例: 2024年度)
  • 贈り物の種類(年賀状、暑中見舞い、中元、歳暮)
  • 受送区分(受信、送信1、送信2)

詳細情報(任意)

  • 送付先担当者
  • 備考(送付内容、金額など)

贈り物管理の概要

管理対象の贈り物

以下の4種類の贈り物を管理できます。

贈り物種別受送区分説明
年賀状受信・送信年賀状の送受信履歴
暑中見舞い受信・送信暑中見舞いの送受信履歴
中元受信・送信1・送信2お中元の送受信履歴(送付先2か所まで)
歳暮受信・送信1・送信2お歳暮の送受信履歴(送付先2か所まで)

年度別管理

贈り物履歴は年度別に管理されます。

年度の考え方

  • 年賀状: 2025年用 → 2024年度
  • 暑中見舞い: 2025年送付 → 2025年度
  • 中元: 2025年送付 → 2025年度
  • 歳暮: 2025年送付 → 2025年度

手順

1. 贈り物情報ダイアログの表示

  1. 取引先一覧画面で、贈り物情報を管理したい取引先の「取引先No.」をクリックします

取引先一覧画面

  1. 取引先詳細画面が表示されます

  2. 画面右上の「贈り物情報」ボタンをクリックします

贈り物情報ボタン

  1. 贈り物情報ダイアログが表示されます

贈り物情報ダイアログ

2. 年度の選択

  1. ダイアログ上部の年度プルダウンをクリックします

  2. 管理したい年度を選択します

年度選択

3. 贈り物情報の入力

受信情報の入力

取引先から受け取った贈り物を記録します。

年賀状受信

  1. 「年賀状」行の「受信」列をクリック
  2. チェックボックスにチェックを入れます

暑中見舞い受信

  1. 「暑中見舞い」行の「受信」列をクリック
  2. チェックボックスにチェックを入れます

中元受信

  1. 「中元」行の「受信」列をクリック
  2. チェックボックスにチェックを入れます

歳暮受信

  1. 「歳暮」行の「受信」列をクリック
  2. チェックボックスにチェックを入れます

受信情報入力

送信情報の入力

取引先へ送った贈り物を記録します。

年賀状送信

  1. 「年賀状」行の「送信」列をクリック
  2. チェックボックスにチェックを入れます

暑中見舞い送信

  1. 「暑中見舞い」行の「送信」列をクリック
  2. チェックボックスにチェックを入れます

中元送信(送付先1)

  1. 「中元」行の「送信1」列をクリック
  2. チェックボックスにチェックを入れます
  3. 必要に応じて担当者プルダウンから送付先担当者を選択

中元送信(送付先2)

  1. 「中元」行の「送信2」列をクリック
  2. チェックボックスにチェックを入れます
  3. 必要に応じて担当者プルダウンから送付先担当者を選択

歳暮送信(送付先1・送付先2)

  1. 中元と同様の手順で入力します

送信情報入力

送付先担当者の選択

送信1・送信2の場合、送付先の担当者を選択できます。

  1. 該当する行の「送信1」または「送信2」列の担当者プルダウンをクリック

  2. 送付先担当者を選択します

担当者選択

備考の入力

送付内容や金額などの詳細情報を記録できます。

  1. 該当する行の「備考」列をクリック

  2. 備考内容を入力します(最大256文字)

入力例

お中元:紅白まんじゅう詰め合わせ 5,000円
お歳暮:神戸牛すき焼きセット 10,000円
年賀状:年賀はがき50枚

備考入力

4. 贈り物情報の保存

  1. すべての情報を入力したら、ダイアログ下部の「保存」ボタンをクリックします

保存ボタン

  1. 「保存しますか?」の確認ダイアログで「はい」をクリックします

  2. 保存が完了すると、「保存しました」というメッセージが表示されます

  3. 「閉じる」ボタンをクリックしてダイアログを閉じます

5. 過去年度の履歴確認

  1. 贈り物情報ダイアログを開きます

  2. 年度プルダウンから確認したい年度を選択します

  3. その年度の贈り物履歴が表示されます

過去履歴確認

最新送付状況の表示ルール

取引先詳細画面には、最新の送付状況が自動的に表示されます。

表示ルール

最新年度の判定

  • システムが自動的に最新年度のデータを表示
  • 複数年度のデータがある場合、最も新しい年度が表示されます

表示項目

  • 年賀状(受信・送信)
  • 暑中見舞い(受信・送信)
  • 中元(受信・送信1・送信2)
  • 歳暮(受信・送信1・送信2)

最新送付状況

年賀不要フラグ・歳暮不要フラグとの連携

取引先の基本情報に設定されている「年賀不要フラグ」「歳暮不要フラグ」と連携して管理できます。

フラグの確認方法

  1. 取引先詳細画面の基本情報エリアを確認

  2. 「年賀不要フラグ」「歳暮不要フラグ」のチェック状態を確認

フラグがオンの場合

  • 取引先が年賀状または歳暮の受け取りを希望していない
  • 送付リストから除外する際の参考にする

不要フラグ確認

送付先が2か所以上ある場合の管理

中元・歳暮は「送信1」「送信2」の2か所まで送付先を管理できます。

使用例

本社と支店への送付

  • 送信1: 本社(担当者A)
  • 送信2: 大阪支店(担当者B)

複数部署への送付

  • 送信1: 営業部(担当者C)
  • 送信2: 総務部(担当者D)

複数送付先管理

担当者削除時の注意

担当者を削除すると、その担当者に紐づいた贈り物履歴も削除されます。

削除前の確認

  1. 贈り物情報ダイアログを開く
  2. 該当する担当者が送付先に設定されているか確認
  3. 必要に応じて贈り物情報を別の担当者に変更または備考に記録
  4. 担当者を削除

よくある質問(FAQ)

Q: 贈り物情報は必ず入力しなければなりませんか?
A: 任意項目です。ただし、取引先との良好な関係維持のため、記録することを推奨します。

Q: 年度を間違えて入力してしまいました
A: 正しい年度を選択し直して、再度入力してください。間違えた年度のデータは削除または修正できます。

Q: 送信1と送信2の違いは何ですか?
A: 機能的な違いはありません。複数の送付先を管理するための便宜的な区分です。送信1を本社、送信2を支店などと使い分けることを推奨します。

Q: 担当者が表示されません
A: 贈り物情報ダイアログの担当者プルダウンには、この取引先に登録されている担当者のみ表示されます。担当者が未登録の場合は、先に担当者を登録してください。

Q: 過去のデータを削除できますか?
A: はい、年度を選択して該当項目のチェックを外し、「保存」をクリックすることで削除できます。

Q: 年賀不要フラグをオンにすると贈り物情報も削除されますか?
A: いいえ、フラグと贈り物履歴は独立して管理されます。フラグをオンにしても過去の履歴は保持されます。

Q: 贈り物情報を一括で入力する方法はありますか?
A: 現在、贈り物情報は取引先ごとに個別に入力する必要があります。一括入力機能はありません。

Q: 送付リストを出力できますか?
A: 贈り物情報ダイアログには出力機能はありませんが、取引先一覧画面で最新の送付状況を確認できます。

関連する機能